【春の交通安全】4月〜6月は子どもの事故が多発!ドライバーの皆さんへお願い
2025年4月7日
みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。
新年度が始まり、子どもたちの生活環境が大きく変わる4月から6月にかけては、小学生低学年を中心に交通事故が多発する時期です。特に下校時間に事故が多く発生しています。
小さな命を守るために、車を運転される方は子どもの行動に注意を払い、安全運転を心がけましょう!
子どもが巻き込まれやすい事故の特徴
この時期に発生しやすい事故の特徴として、以下のようなケースが挙げられます。
・下校中の飛び出し事故
新1年生はまだ交通ルールに不慣れで、信号のない場所や駐車車両の間から急に飛び出してしまうことがあります。
・横断歩道での事故
歩行者優先のルールが守られず、横断中の子どもと車の接触事故が発生することがあります。
・自転車事故
小学校低学年の子どもは自転車の運転に慣れておらず、バランスを崩して転倒したり、車道に飛び出してしまうことがあります。
ドライバーの皆さんへ:事故を防ぐためのポイント
・学校周辺や住宅街ではスピードを落とす
通学路や子どもが多いエリアでは、徐行運転を徹底しましょう。
・横断歩道では必ず一時停止
子どもは急に渡り始めることがあります。横断歩道の手前では確実に一時停止し、渡る子どもがいないか確認しましょう。
・駐車車両の影からの飛び出しに注意
路上駐車が多い場所では、車の間から子どもが飛び出す可能性があります。慎重に徐行運転をしましょう。
・子どもは予測不能な動きをすることを意識する
信号を守らない、いきなり方向を変えるなど、大人には予測できない行動をとることがあります。**「いつ飛び出してもおかしくない」**という意識を持ちましょう。
保護者の皆さんへ:お子さまの安全を守るためにできること
・登下校時の交通ルールを繰り返し伝える
-道路を渡るときは「右・左・右」を確認
-横断歩道は手を挙げて渡る
-信号が青でも、左右をしっかり見てから渡る
・明るい服や反射材を身につけさせる
ドライバーから視認しやすいように、明るめの服装や反射材のついたグッズを持たせると安全です。
・歩行中・自転車走行中の「ながらスマホ」をさせない
子どもがスマホを見ながら歩いたり、自転車に乗ることは非常に危険です。厳しく注意しましょう。
まとめ:みんなで子どもの安全を守りましょう!
4月から6月は、新生活に慣れない子どもたちが思わぬ事故に遭いやすい時期です。
・ドライバーは慎重な運転を心がける
・保護者はお子さまに交通ルールを繰り返し伝える
小さな命を守るために、大人一人ひとりが意識を高め、安全な環境をつくりましょう!