静岡県でインフルエンザ流行期入り 早めの予防接種を

2025年10月25日

みなさんこんにちは。静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

静岡県では、定点あたりのインフルエンザ患者数が前週0.99から今週4.23に急増し、流行期の目安である1を大きく超えました。県は、今後さらに感染が広がるおそれがあるとして注意を呼びかけています。

インフルエンザは例年12月から春先にかけて流行しますが、今年は早めの増加がみられています。集団生活を送る園児や小学生では特に広がりやすく、家族内での感染にも注意が必要です。

主な感染経路は咳やくしゃみによる飛まつ感染と、手指を介した接触感染です。手洗い・うがいをこまめに行い、人混みではマスクの着用を心がけましょう。また、体調がすぐれないときは無理をせず、早めに休むことが大切です。

インフルエンザワクチンの接種は、重症化を防ぐ効果があり、特に乳幼児・高齢者・持病のある方は接種が推奨されています。接種から効果が出るまでに2週間ほどかかるため、流行が本格化する前の今の時期が適しています。

発熱・頭痛・倦怠感などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。抗インフルエンザ薬は発症から48時間以内の服用で効果が高くなります。

【まとめ】
静岡県ではすでに流行期に入っており、今後の感染拡大が心配されています。ワクチン接種と日常的な感染対策を早めに行うことで、家庭内や学校での広がりを防ぐことができます。

当院では、インフルエンザワクチンの接種を実施しています。Webからご予約ください。