子どもがインフルエンザにかかったときの正しい対応
2025年11月6日
みなさんこんにちは。静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。
毎年冬になると、子どもの間でインフルエンザが流行します。高熱でつらそうにしている姿を見ると、保護者の方も心配になりますね。ここでは、家庭での対応と受診の目安をわかりやすくまとめます。
発熱から半日ほど経つと、インフルエンザの検査が正確にできるようになります。熱が出てすぐに検査すると陰性になることがあるため、発熱から12時間以上たってからの検査がおすすめです。治療薬は発熱から48時間以内に使うと効果が高いため、タイミングを逃さず受診しましょう。薬をもらったら、症状が軽くなっても最後まできちんと飲み切ることが大切です。
以前は「異常行動」がタミフルの内服によって起こると考えられていましたが、現在は科学的な研究の結果、タミフルとの関係は否定されています。つまり、タミフルを飲んだからといって異常行動が起こるわけではありません。インフルエンザそのものが原因で一時的に意識がもうろうとしたり、落ち着かなくなることがあります。突然の興奮、意味のない言葉、外に出ようとするなどの行動が1時間以上続く場合は、すぐに医療機関を受診してください。発熱中は夜間もなるべく目を離さないようにしましょう。
吸入タイプの薬がうまく使えない場合は、飲み薬での治療も可能です。医師と相談して、年齢や性格に合った薬の形を選びましょう。登園・登校前に再検査をする必要はなく、発熱後5日以上たち、さらに解熱してから2日(乳幼児は3日)経てば登園・登校できます。
感染は咳やくしゃみのしぶき(飛沫)だけでなく、手すりやドアノブを通じた接触でも広がります。家族内でのうつり合いを防ぐために、マスク・手洗い・うがいを心がけましょう。潜伏期間は1〜4日ほどです。
まとめ
・発熱から12時間以上で検査が正確
・48時間以内に薬を始めると効果的
・異常行動はタミフルとは無関係
・登園・登校は発熱後5日&解熱後2日(乳幼児は3日)
当院では、年齢や症状に合わせた検査と治療を行い、ご家庭での過ごし方も丁寧にご説明しています。発熱や強いだるさがあるときは、早めにご相談ください。
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