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マイナンバーカードを活用した保険証の利用についてのご案内

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

当クリニックでは、マイナンバーカードを健康保険証としての資格証明にご利用いただけます。マイナンバーカードは、全国民に発行される個人番号カードで、さまざまな公的サービスの利用に役立ちます。その一つが、医療機関での健康保険証としての利用です。

マイナンバーカードをお持ちの方々には、受付窓口で従来の保険証を提示する手間を省き、窓口に設置された専用の機械を利用して、自身の保険証情報を確認することが可能となります。これにより、スムーズな受付が可能となり、待ち時間の短縮にもつながります。

また、当クリニックは「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」を算定する保険医療機関として認定されています。これは、医療情報システムの整備と活用に取り組む医療機関に対する評価制度で、当クリニックでは、受診歴や薬剤情報、特定検診情報などの必要な診療情報を電子的に取得・活用することで、質の高い医療サービスの提供に努めています。

最後に、マイナンバーカードをお持ちでない方や、従来通りの保険証を利用したい方も、引き続き当クリニックでの受診が可能です。どのような形であれ、皆様の健康をサポートするため、引き続き最善を尽くしてまいります。

インフルエンザワクチンは1月まで、お早めに

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

今シーズン、つまり2023/24年シーズンのインフルエンザワクチンについてお伝えしたいと思います。本日、2024年1月9日時点での情報ですが、当クリニックではまだワクチンの在庫が残っております。予約枠についても、土曜日と平日の17時台には少々混雑が見られますが、それ以外の時間帯では比較的スムーズにご予約いただけます。

現在、インフルエンザの感染が全国的に拡大しており、その猛威を振るっています。このような状況を鑑みて、当クリニックでは1月31日までインフルエンザワクチンの接種を行っております。まだワクチンを接種していない方々に対して、ぜひお早めにご来院いただき、ワクチンを接種していただくことをお勧めします。

本年も皆様の健康と安全を第一に考え、最善を尽くしてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

処方せんの有効期限について

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

今日は、「処方せんの有効期限」についてお話ししたいと思います。処方せんとは、われわれ医師が患者さんに対して必要な薬を処方するための重要な書類です。しかし、この処方せんには有効期限があり、それは発行日を含めて4日以内となっています。これは、週末や祝日、年末年始などの長期休暇を含めても延長されることはありません。

有効期限を過ぎてしまうと、処方せんの再発行が必要となります。しかし、再発行には保険が適用されず、診察費用を含めて全額自己負担となります。これは、患者さんにとって大きな負担となる可能性があります。

特に、連休や長期休暇前に処方せんを受け取り、休み明けに薬を受け取ろうと計画している方は注意が必要です。休み明けになると、処方せんの有効期限が過ぎてしまい、無効となってしまう可能性があります。そのため、処方せんの有効期限については十分に注意し、計画的に薬を受け取るようにしましょう。

以上、かわむらこどもクリニックからのお知らせでした。皆様の健康と安全を心から願っております。それでは、またお会いしましょう!

年末年始の帰省先や旅行先での誤食事故に注意しましょう

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

年末年始は、家族や親戚との再会や旅行など、楽しいイベントが盛りだくさんですね。しかし、その一方で、子どもたちが帰省先で食べ物に関する事故に遭う可能性もあります。今回は、帰省先での誤食事故に注意するためのポイントをお伝えします。

誤食事故とは、食べ物以外のものを飲み込んだり、食べ物に混入した異物を飲み込んだりすることで起こる事故です。誤食事故によって、喉や食道に詰まったり、内臓に傷をつけたり、中毒症状を起こしたりする危険があります。特に、小さな子どもたちは、物の危険性を理解できなかったり、好奇心旺盛で口に入れてしまったりする傾向があるため、誤食事故のリスクが高いと言えます。

帰省先での誤食事故を防ぐためには、以下のことに気をつけましょう。

– 子どもの目の届くところに、食べ物以外のものを置かないようにしましょう。特に、ボタン電池やコインなどの小さくて丸いもの、洗剤や薬などの有毒物質、針やピンなどの鋭利なものは、絶対に子どもの手の届かないところに保管しましょう。
– 子どもが食べるときは、必ず大人が見守りましょう。食べ物は小さく切って、よく噛んで飲み込むように教えましょう。また、食べながら走ったり、笑ったり、話したりしないように注意しましょう。
– 帰省先で食べる食べ物には、注意深く目を通しましょう。特に、魚や肉などの骨や皮、果物や野菜などの種や皮、パンやお菓子などの包装紙やラベルなどは、子どもが飲み込んでしまわないように取り除きましょう。また、賞味期限や保存方法にも気をつけましょう。

もしも、子どもが誤食事故に遭った場合は、以下の対処法を参考にしてください。

– 喉に詰まった場合は、すぐに救急車に電話しましょう。その後、子どもを抱きかかえて、背中を強く叩いたり、腹部を圧迫したりして、異物を吐き出させましょう。ただし、異物が見えている場合は、無理に引っ張ったりしないでください。
– 内臓に傷をつけた場合は、症状に応じて医療機関に相談しましょう。嘔吐や下痢、腹痛や発熱などの症状がある場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。また、飲み込んだものの種類や量、飲み込んだ時間などを正確に伝えましょう。
– 中毒症状を起こした場合は、すぐに救急車に電話しましょう。その後、飲み込んだものの容器やラベルなどを持って、医療機関に向かいましょう。また、吐いたものや排泄物なども持っていくと、診断に役立ちます。

帰省先での誤食事故は、予防することができます。子どもたちが楽しく安全に過ごせるように、親御さんや保護者の方々には、十分に注意していただきたいと思います。それでは、良いお年をお迎えください。

インフルエンザが流行しています

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

県内のインフルエンザの流行が警報レベルとなりました。すでに今シーズンで2回感染された方もいます。一度インフルエンザになっても、再びインフルエンザになる可能性があるので注意してお過ごしください。

インフルエンザは、幼児から高齢者まで幅広い年齢層に影響を与える急性呼吸器感染症です。かわむらこどもクリニックでは、インフルエンザの予防と治療に力を入れています。このブログでは、インフルエンザの基本情報、予防方法、そして当クリニックでの治療についてご紹介します。

・インフルエンザとは?
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。急激な発熱、咳、のどの痛み、体の痛みなどの症状が特徴的で、小児では下痢や嘔吐を伴うこともあります。

・予防方法 インフルエンザの予防には、以下の方法が有効です。
– インフルエンザワクチンの接種:毎年のワクチン接種が推奨されています。
– 手洗いの徹底:石鹸と水で20秒以上手を洗いましょう。
– 咳エチケットの実践:咳やくしゃみをするときは、ティッシュや肘で口と鼻を覆いましょう。
– 人混みを避ける:流行期には、不要不急の外出を控えましょう。

・当クリニックでの治療
当クリニックでは、インフルエンザの早期発見と迅速な治療を心がけています。発症後48時間以内に受診された場合、抗インフルエンザ薬を処方することが可能です。また、重症化を防ぐために、十分な休息と水分補給をお勧めしています。

インフルエンザは予防可能な病気です。当クリニックは、患者様とそのご家族が安心して冬を過ごせるよう、サポートいたします。何かご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。健康な毎日を過ごすために、一緒に予防に取り組みましょう。

発熱外来での診察となりますので、必ず事前に電話での予約をお願いいたします。

ネオジム磁石製のマグネットセットにご注意ください

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

今日は、最近話題になっているおもちゃ、ネオジム磁石製のマグネットセット、マグネットボールについてお話ししたいと思います。

マグネットボールとは、直径約5mmの強力な磁石をたくさんつなげて、様々な形に変えられるおもちゃです。色も豊富で、キューブや球、動物や文字など、自由に作ることができます。

このマグネットボールは、見た目もかわいくて、大人も子どもも楽しめるおもちゃですが、実はとても危険なものなのです。消費者庁からは、このマグネットボールに関する注意喚起が何度も出されています。

なぜ危険なのかというと、小さい子が間違って飲んでしまうと、重大な事故につながる可能性があるからです。実際に、2017年から2021年の間に、マグネットボールを誤飲したことによる事故は、少なくとも10件報告されています。

多くの事故は、年上の兄や姉向けに買ったマグネットボールを、親が気づかないうちに1歳から7歳の弟や妹が口に入れてしまったというケースです。小さい子は、色とりどりのマグネットボールをお菓子やビーズだと思って、食べてしまうことがあります。

しかし、このマグネットボールは、飲んでしまうと、胃や腸の中で大変なことになります。マグネットボールは、一つ一つがとても強い磁力を持っているので、胃と小腸など、異なる場所に飲み込まれた球が、腸管を挟んで引き合ってしまいます。その結果、胃や小腸、十二指腸などの臓器に穴が開いたり、腸がねじれたり、壊死したりする恐ろしい事故が起こります。

このような事故になると、除去するのに開腹手術が必要になることが多く、命に関わることもあります。また、事故が起こった後に、マグネットボールを飲んだことに気づくのが遅れると、症状が悪化する可能性もあります。そのため、マグネットボールを飲んでしまった場合、もしくはその疑いがある場合は、すぐに医療機関に受診してください。

マグネットボールは、小さい子の手に渡らないように、確実な管理をお願いいたします。また、マグネットボールを使って遊ぶ場合は、必ず大人の目の届くところで、注意して遊んでください。マグネットボールは、おもちゃではなく、危険物として扱ってください。

令和5年5月16日に、「消費生活用製品安全法施行令の一部を改正する政令」が閣議決定されました。この政令は、消費生活用製品安全法の特定製品に新たに磁石製娯楽用品と吸水性合成樹脂製玩具を指定し、技術基準に適合しない製品の販売を規制するものです。これにより、強力な磁力を有する複数個の磁石を組み合わせて使用するいわゆるマグネットセットや水を吸収することで大きく膨らむ吸水性の玩具は、販売できなくなります。

この政令は、6月19日から施行されましたので、マグネットボールや水で膨らむボールが販売されている場合は、違法な販売である可能性が高いです。購入しないようにお願いします。また、既に購入された方は、乳幼児に触らせないように十分に注意してください。

かわむらこどもクリニックでは、レントゲン装置がありますので、間違って飲んだかどうか、すぐにハッキリさせることができます。お気軽にお問い合わせください。

以上、マグネットボールにご注意くださいというお話でした。みなさんの健康と安全をお祈りしています。それでは、またお会いしましょう。さようなら!

夜尿症って何?原因や治療法について知ろう

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

当院は夜尿症(おねしょ)の治療も行っています。

今回は、夜尿症についてお話ししたいと思います。夜尿症とは、5歳以上の子どもが、3か月以上の期間で、月に1回以上、夜におねしょをする状態のことです。夜尿症は、小学校入学前の子どもの10%程度にみられるとされ、決して珍しいものではありません。
成長とともに自然に治っていくことが多いですが、中には治らない場合もあります。夜尿症は、子どもの心身の健康や日常生活に影響を与えることがあります。そこで、夜尿症の原因や治療法について、詳しく説明していきたいと思います。

# 夜尿症の原因

夜尿症の根本的な原因は、膀胱内にたまった尿の量が膀胱の許容量を超えてしまうことです。

– 尿がたくさん作られる
– 睡眠中も日中と同じく腎臓では尿が産生されますが、脳下垂体から“抗利尿ホルモン”と呼ばれる尿の産生を抑制するホルモンが睡眠中により多く分泌されるようになるため、尿量は日中よりも減少します。この働きが未熟だと夜間も多くの尿が作られ夜尿の原因となります。

– 膀胱容量が少ない
– 小児は膀胱の大きさや機能が未熟なため、多くの尿を蓄えられず、尿意を感じる前に膀胱が収縮して尿失禁を引き起こしやすいのも1つの要因です

# 夜尿症の治療法

夜尿症の治療法は、原因によって異なります。まずは、夜尿症の原因を正しく診断することが大切です。診断のためには、医師に詳しく症状を話したり、尿検査などを受けたりすることが必要です。また、自分で排尿日誌というものをつけることも役に立ちます。排尿日誌とは、排尿した時刻と尿量を記録する日記のようなものです。これによって、自分の排尿習慣や膀胱容量を知ることができます。

夜尿症の治療法としては、以下のようなものがあります。

– 生活指導
– 生活指導とは、日常生活で気をつけることです。例えば、水分は日中に十分に摂り、寝る前や夜間には控えること、就寝前にトイレに行くこと、遅寝を避けること、睡眠環境を整えることなどがあります。これらのことは、簡単にできることですが、夜尿症の改善に効果的です。

– 薬物療法
– 薬物療法とは、薬を飲んで夜尿症を治すことです。多尿や夜間多尿の場合は、尿量を減らす薬(デスモプレシン)を寝る前に服用します。膀胱容量の減少の場合は、膀胱の収縮を抑える薬(抗コリン薬やβ3作動薬)や前立腺の肥大を改善する薬(α1遮断薬や5α還元酵素阻害薬)を服用します。

– アラーム療法
– アラーム療法とは、夜尿を感知する装置を使って、夜尿症を治すことです。アラーム療法には、パンツ型とマット型の2種類があります。パンツ型は、尿が出ると感知して、音や振動で起こしてくれるパンツです。マット型は、尿が出ると感知して、音や光で起こしてくれるマットです。これらの装置を使って、夜尿に気づいたらトイレに行く習慣を身につけることで、夜尿症が改善されることがあります。アラーム療法は、家族の協力が必要です。

# 夜尿症のまとめ

以上が、夜尿症についての説明です。夜尿症は、抗利尿ホルモンの不足や膀胱機能の未熟性が原因で起こることがあります。夜尿症の治療法は、生活指導、薬物療法、アラーム療法などがあります。夜尿症の原因や治療法は、個人によって異なるので、医師に相談して、適切な対策をとることが大切です。

最初に書いた定義を満たさない子を含めて、ご気軽に受診ください。

乳幼児突然死症候群について知っておくべきこと

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

11月は乳幼児突然死症候群の対策強化月間です。 この期間中は、乳幼児突然死症候群の予防や早期発見に関する啓発活動や教育プログラムが行われます。ぜひ、この機会に乳幼児突然死症候群について学んでみてください。

乳幼児突然死症候群とは何か?
乳幼児突然死症候群(SIDS: Sudden Infant Death Syndrome)とは、1歳未満の健康な乳幼児が睡眠中に突然死亡する現象のことです。原因は不明ですが、乳幼児の脳や呼吸器の発達不足、母親の喫煙や妊娠中の栄養不足、乳幼児の寝かせ方や寝具などの環境要因が関係していると考えられています。乳幼児突然死症候群は世界中で約10万人の乳幼児が毎年亡くなっていると推定されており、日本では約100人の乳幼児が毎年この症候群で死亡しています。

乳幼児突然死症候群の予防法はあるか?
乳幼児突然死症候群の原因が不明なため、完全に予防することはできませんが、以下のような対策をとることでリスクを低減することができます。

・母親は妊娠中と授乳中に喫煙しないこと。
喫煙は乳幼児の呼吸器や脳の発達に悪影響を与え、乳幼児突然死症候群のリスクを高めます。また、受動喫煙も同様に危険ですので、乳幼児の周りでは喫煙しないでください。

・乳幼児は仰向けに寝かせること。
仰向けに寝かせると、乳幼児の顔が寝具に埋もれて呼吸が困難になることを防ぐことができます。また、仰向けに寝かせると、乳幼児の体温調節がしやすくなります。ただし、仰向けに寝かせると、頭の形が平らになることがありますので、日中は乳幼児の頭の位置を変えたり、抱っこしたりすることで対処してください。

・乳幼児の寝具は柔らかすぎないものを選ぶこと。
柔らかすぎる寝具は、乳幼児の顔が埋もれたり、二酸化炭素が溜まったりすることで呼吸が困難になる可能性があります。また、毛布や枕、ぬいぐるみなどの余分なものは寝具から取り除いてください。乳幼児の寝具は、マットレスやシーツ、寝袋などのシンプルなものがおすすめです。

・ベッドと壁の間にすき間を作らないこと。
ベッドと壁の間に挟まると窒息する危険があるので、すき間は絶対に作らないようにしましょう。わずかなすき間でも窒息の危険性があります。

・乳幼児はできるだけ母乳で育てること。
母乳は乳幼児の免疫力や呼吸器の発達に良い影響を与え、乳幼児突然死症候群のリスクを低減することができます。母乳で育てることができない場合は、ミルクで育てることも可能です。

・乳幼児は定期的に小児科で健診を受けること。
乳幼児は成長が早く、体調の変化も激しいため、定期的に小児科で健診を受けることが大切です。健診では、乳幼児の体重や身長、頭囲などの発達や、聴力や視力などの機能、予防接種などの状況をチェックします。また、乳幼児の健康に関する相談や悩みなども気軽に医師に話してください。

乳幼児突然死症候群は、予期せぬ悲劇です。しかし、完全に無力ではありません。上記のような対策をとることで、乳幼児の健康と安全を守ることができます。乳幼児の成長を楽しみながら、親子で幸せな時間を過ごしてください。

日本脳炎ワクチンの特例措置について

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

静岡県で7年ぶりに日本脳炎患者が出ました。
前回お伝えしたように、日本脳炎は蚊に刺されると感染する病気ですが、適切な予防策を取ることで感染を防ぐことができます。
特にワクチン接種が重要ですので、お子様の予防接種歴をご確認ください。

平成17年(2005年)から平成21年(2009年)の間に、日本脳炎ワクチンの積極的勧奨が差し控えられていた期間に、第1期・第2期の接種ができなかった方を対象に、公費で接種を実施できます。

特例措置の対象となる方は、以下のとおりです。

・平成7年度から平成18年度に生まれた方
・平成17年度から平成21年度の間に、第1期・第2期の接種を受けていない方

特例措置の接種方法は、以下のとおりです。

第1期初回接種は、6日から28日までの間隔をおいて2回接種します。
第1期追加接種は、2回目の接種から6か月以上の間隔をおいて1回接種します。
第2期は、3回目接種から6日以上の間隔をおいて1回接種します。

特例措置の対象となる方は、市町村から予診票が送付されますので、早めに接種を受けてください。

詳しくは、厚生労働省のサイトを参照してください。

予約は、いつでもWebで行うことができます。

ぜひ忘れずに接種しましょう!

日本脳炎予防の基本!ワクチン接種の重要性とその効果について

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

日本脳炎は、蚊に刺されると感染する病気です。この病気は重篤な脳炎を引き起こし、命に関わることもあります。しかし、適切な予防策を取ることで感染を防ぐことができます。今回は、日本脳炎の感染予防について、特にワクチン接種の重要性とその効果についてお伝えします。

日本脳炎の予防策

日本脳炎の感染を予防するためには、以下の予防策が重要です。

・蚊対策
蚊が感染源となるため、蚊対策が重要です。蚊が発生しやすい場所では、虫除けスプレーや虫除けクリームを使用し、十分な対策を行いましょう。また、蚊帳を使用することも有効です。
・ワクチン接種
日本脳炎の予防には、ワクチン接種が最も有効です。ワクチンは日本脳炎ウイルスに対する免疫を獲得するためのものであり、感染を防ぐために非常に重要です。ワクチンは定期的に接種することで、持続的な免疫を獲得できます。

ワクチン接種の効果

日本脳炎ワクチンは、日本脳炎ウイルスの不活化ワクチンです。接種することで、日本脳炎ウイルスに対する免疫を獲得し、感染を予防することができます。

日本脳炎ワクチンの効果は、以下のとおりです。

・罹患リスクを75~95%減らすことができる
・有効期間は3~4年といわれている
・重症化を防ぐ効果もある

ワクチン接種の注意点

ワクチン接種にはいくつかの注意点があります。まず、ワクチンは定期的に接種する必要があります。また、接種後に一時的な副反応が出ることがありますが、一般的には軽度で短期間のものです。重篤な副反応は非常にまれです。

まとめ

日本脳炎は、蚊を媒介として感染する病気であり、重篤な脳炎を引き起こす可能性があります。しかし、適切な予防策を取ることで感染を防ぐことができます。特にワクチン接種は、日本脳炎の予防に非常に有効であり、重要な役割を果たしています。定期的なワクチン接種を行うことで、持続的な免疫を獲得し、日本脳炎から身を守りましょう。

予約はいつでもwebで行うことができます。
ぜひ忘れずに接種しましょう!