子どものコロナワクチンについて
2021年6月22日
みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。
日本小児科学会から、子どものCOVID-19に関するワクチンについて、学会の考え方が発表されました。
12-15歳へのワクチン接種が可能となった現在、今後、各地域で起こりうる子どもへの集団接種に警鐘を鳴らす内容です。ワクチンのリスク・ベネフィットを共有するには、集団接種ではなく、個別接種で十分な情報提供が必要との考えです。
要旨は、以下の3点です。
・子どもを新型コロナウイルス感染から守るためには、周囲の成人(子どもに関わる業務従事者等)への新型コロナワクチン接種が重要である。
・重篤な基礎疾患のある子どもへのワクチン接種により、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐことが期待される。
・健康な子どもへのワクチン接種には、メリット(感染拡大予防等)とデメリット(副反応等)を本人と養育者が十分理解し、接種前・中・後にきめ細やかな対応が必要である。
詳細は、下記をご覧いただけたらと思います。
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=374