おしゃぶりについて

2022年5月23日

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

診察や乳幼児健診のときに「おしゃぶりはいつまでOKですか?」や「おしゃぶりをしていると歯ならびが悪くなりますか?」と質問を受けることがあります。

日本小児歯科学会は以下のように言ってます。

Q.おしゃぶりはいつごろまで使っていてもいいのでしょう?

A.おしゃぶりは、泣いている赤ちゃんを鎮めるのに便利なアイテムであり、育児で大変なお母さんにはお助けグッズでもあるでしょう。
「吸う」ことが自然な乳児期には、口の機能や形態に問題は生じません。でも、離乳が完了して口の働きが「吸う」ことから「かむ」ことへと移行してくると、おしゃぶりもそろそろ卒業の時期を迎えます。
2歳を過ぎて奥歯のかみ合わせができた後もおしゃぶりの使用が続くと、歯ならび・かみ合わせに影響がでやすくなり、また唇の閉じ方や舌の使い方にも問題が生じやすくなります。
乳歯の奥歯が生えてくる1歳半頃からやめる準備を始めて、2歳過ぎまでにはやめられるといいですね。

以上のことからぜひ2歳を一つの目安として、おしゃぶりをやえられるようにしましょう。
お困りの際はぜひ、ご相談ください。