新型コロナウイルス遺伝子検査機器
COVID
従来の富士市地域外来・検査センターで行うPCR検査や外部の検査会社に提出していた検査では結果判定に1日以上かかりましたが、
この機器はRT-PCR検査ですが当院で検査を行い、30分で陽性か陰性かの判断が可能です。
検査のご案内
リアルタイムRT-PCR検査機器を導入しました
・小児例でも重症化する症例がでてきた。
感染拡大防止には早期発見が重要です。
もともと15分で診断が確定する迅速抗原検査は当院でも行っていましたが、ウイルス量が少ないと陰性となることがあるため遺伝子検査をする必要がありました。
そこでリアルタイムRT-PCR検査機器を導入しました、これは結果が30分で判明します。
※新型コロナウイルス感染症における濃厚接触者と判断された方へ
待機期間短縮のご案内はこちらをご覧ください。
https://kawamura-kodomo.jp/essential-worker/
保険適用について
医師が新型コロナウイルス感染の疑いがあると判断した場合に保険適用があります。
同居家族や身近な人が新型コロナ感染症になった場合はご相談ください。
※院内には入らずに駐車場の車内などで検体を採取します。
※たとえ検査が陽性でも自己負担金はあります。
※「念のため」「心配だから」など患者さんからの理由では保険適用とはならず、自費検査でのご案内になります。下記の「・自費について」をご覧ください。
検査の流れ
※できるだけ自家用車で来院してください。車での来院が難しい場合はお伝えください。
ID NOWの特徴
従来のPCR検査は数時間以上検査に時間がかかるため、当日の結果報告が出来ませんでした。ですがこの機器であれば検査してすぐに結果をお伝えすることが可能です。
この機器についての詳細を確認したい場合は下記のアボット社のホームぺージを参照ください。
https://www.globalpointofcare.abbott/ja/product-details/id-now-covid-19.html
NEAR法は遺伝子検査のひとつです
NEAR法とPCR法の違いとしては、PCR法はウイルスの一部を増幅させるために何回か温度を上下させる必要があり時間がかかりますが、NEAR法は温度を変えずに検査ができます。また、NEAR法はPCR法に比べて検査に必要な遺伝子量がごく少量で済むため、検査にかかる時間もさらに短くなります。
PCR法でないため、大丈夫なのかと心配される方もいらっしゃると思いますが、PCR法と比較して陽性一致率(コロナ陽性を正しく陽性と診断できる確率:感度) 94.7%、陰性一致率(陰性を正しく陰性と診断できる確率:特異度)98.6%とほぼ同等の精度です。
そのため、PCR法と同じくコロナウイルス陰性証明に使用することが可能であり、陽性の判定では確定診断となります。
唾液で検査できない
自費検査について
自費検査の対象となる方
・濃厚接触者であるが待機期間を短縮したい方
・海外渡航時に陰性証明書が必要な方
・日本に帰国後の自宅等での待機期間を緩和したい方
・国内出張や帰省などに際し、検査を希望される方
・会社からの指示で検査が必要な方
・飲食店やスポーツ観戦時に提出する陰性証明書を希望される方
real time RT-PCR検査&陰性証明書1通 25,000円(税込)
ID NOW(NEAR法)による核酸増幅検査&陰性証明書1通 20,000円(税込)
抗原定性検査(抗原定量ではない)&陰性証明書1通 5,000円(税込)
で実施いたします。
お支払いは現金のみでお願いしておりますのでご了承ください。
●濃厚接触者の待機期間解除目的の方はこちらをご覧ください。
https://kawamura-kodomo.jp/essential-worker/
●海外への渡航目的の方はこちらをご覧ください。
https://kawamura-kodomo.jp/overseas-covid/
●日本への入国・帰国時の待機期間短縮の緩和陰性証明書をご希望の方はこちらをご覧ください。
https://kawamura-kodomo.jp/certificate/
渡航先(例えば、シンガポールやベトナム等)によっては、検査証明を発行する医療機関として、経済産業省のサイトにある「新型コロナウイルス検査証明機関登録簿」に記載されている医療機関のみを認める場合がありますのでご注意ください。
以上ですが、ご不明な点はお電話でお問い合わせください。
よくある質問
海外への渡航用もしくは日本への帰国後の緩和陰性証明の方はパスポート原本をお持ちください。
日本への入国・帰国後の緩和陰性証明書の場合は、どの国からでも当院の検査で陰性証明書が発行可能です。
その場合、少しお待たせする時間が増えますのでご了承ください。
請求書払いは行っておりません。
保健所と連絡をとりあい、ホテル療養、自宅療養、医療機関へ入院の3パターンのうちいずれかです。
定義は以下に示しますが、陽性者との接触があり感染がご不安な方はお電話にてご相談ください。
「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」(「無症状病原体保有者」を含む。以下同じ。)の感染可能期間において当該患者が入院、宿泊療養または自宅療養を開始するまでに接触した者のうち、次の範囲に該当する者です。
・ 患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
・ 適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護もしくは介護していた者
・ 患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
・ その他: 手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と15分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況 から患者の感染性を総合的に判断する)。
※2021年11月現在、ワクチン接種を受けた者の感染予防に関する免疫状態の評価については、国際的に知見の集積段階であり、厳密には困難。このため、必要な回数のワクチン接種を受けた者であっても、現時点では、原則的に濃厚接触者としての対応の変更は行わない。
(参考)国立感染症研究所感染症疫学センター「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」令和3年11月29日版