子どものマスク着用について

2022年5月28日

みなさんこんにちは!静岡県富士市にある小児科、かわむらこどもクリニックです。

厚生労働省が新しくなったマスク着用の場面について示しています。

基本は
人との距離が確保できる(2メートルが目安)場合はマスク着用の必要はありません。
また、未就学児にマスク着用を一律に求めてはいけません。
高齢の方と会う時や病院に行く時は、マスクを着用しましょう。

です、ここでは「子どものマスク着用について」を説明します。
・小学生から高校生
マスク着用の必要がない場面
屋外
・人との距離が確保できる場合
・人との距離が確保できなくても、会話をほとんど行わないような場合
<例>離れて行う運動や移動、鬼ごっこなど密にならない外遊び
<例>屋外で行う教育活動(自然観察・写生活動等)

屋内
・人との距離が確保でき、会話をほとんど行わないような場合
<例>個人で行う読書や調べたり考えたりする学習

学校生活
屋外の運動場に限らず、プールや屋内の体育館等を含め、体育の授業や運動部活動、登下校の際
※運動部活動において接触を伴う活動を行う場合には、各競技団体が作成するガイドライン等を確認しましょう
※活動中以外の練習場所や更衣室等、食事や集団での移動を行う場合は、状況に応じて、マスク着用を含めた感染対策を徹底しましょう

・保育所・認定こども園・幼稚園等の就学前児について

2歳未満
マスクの着用は推奨しません。

2歳以上の就学前の子ども
他者との距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めていません。
マスクを着用する場合は、保護者や周りの大人が子どもの体調に十分注意した上で着用しましょう。

以上です、もちろんマスクを外すことにご不安のある方も多いと思いますが、上記に書いたような正しい場面でマスク着用をしていない子どもに注意をしないようにお願いいたします。